なぜ今、道義主義なのか。 人間とは一体なんでしょうか。

AI兵器や宇宙戦争がニュースの話題になり人類の科学技術や産業の進化はとどまるところを知りません。
物質主義によって個人と国家のエゴが増大しています。殺人や国家の殺人である紛争や戦争が現在も世界では起こっています。人類という種は性懲りも無いのか、第一次第二次の世界大戦を経験しても全く改めようとせず、今や第三次世界大戦の危機さえはらんでいます。第三次世界大戦は核戦争です。人類の3分の2が死滅すると言われています。おろかな人類はあえて滅亡の道を突き進むのか。
ロケットを打ち上げ核を生み出し、ありとあらゆる分野で、科学技術によって物や文化が造られ地球上の王のごとく繁栄しています。
しかしながら人間のあくなき欲求は地球環境を破壊しているのも事実です。
「物」を創造する力を持ち、自由意志で活動する人間には自由主義思想と民主主義思想だけでは人間の成長発展には非常にバランスが悪いのです。人間以外の他の動物は本能100%で生死して自然界の中に存在しています。しかし人間には人間としての在り方・生き方という人の道がどうしても必要です。
道義主義とは、人の行うべき正しい道すなわち「道義」という言葉の幅を主義思想にまで広げて、人々の日常の生活の中に活かそうとする考え方です。
そして道義という人の道(良心が示す人間の在り方・生き方)を多くの人との係りの中で自得し、人間として成長することに価値があるとする考え方です。
また人間も自然界の一部であり、人間が人の道を行うことは、自然界と調和することであるとする考え方です。
世界中で起こっている出来事や日本国内での様々な事件を目にすると、自由主義と民主主義だけでは人類は行き詰ってしまいます。人類が人間である以上、人間には人の道という道義主義の思想がどうしても必要です。これが無ければ人間は人間で無くなり他の動物以下になってしまいます。
人類の歴史をみると、自由主義思想や民主主義思想も時代が行き詰り混乱や戦争を経て新しい思想として生まれたのです。世界の政治、経済、教育のどれを取っても新しい思想が必要であり、時代は新しい思想を欲しています。人間は人の道を歩み、そして人間として成長することに価値があるとするのが道義主義思想です。
「道義」という概念は日本の長い歴史の中で日本人の中に確実に息づいています。
自由主義思想も民主主義思想も西洋で発生しました。しかしこれらには人間の生きる目的は何か、人間が成長するとは何かなど根本的な人の在り方や人の道が欠陥しているのです。人が人として生きている以上、人には人の道があってしかるべきです。東洋の日本から世界中に向けて人の道という道義主義思想を普及しなければなりません。これは日本人と日本国にしてできないことです。もはや現在のアメリカには世界人類の平和を主導する力はありません。中国やロシア、イギリス、フランスでは全く無理です。世界中のどの国を見ても、日本が道義国家となって世界人類の平和を主導する以外道は無いのです。世界は大国のエゴに振りまわされ、小国は自国第一主義におちいり、人類の進むべき道が見えなくなっています。どんなに科学技術が進歩し産業が発達しようとも人間社会には人の道という道義主義が根底になければ、うまく発展しません。自然界に光の三原色があるように自由主義と民主主義に道義主義が融合することで人間はバランス良く成長します。今まさに道義主義というソフトを世界中の人々が持たなければならないのです。このソフトを組み入れて、はじめて人間が人として見事に成長するのです。

2019.9.14
早川幹夫

コメントする

Copyright © 日本道義主義の会 All Rights Reserved.